The 海賊団ラリー船長「海賊日誌」

The海賊団 ラリー船長のブログです。

2018年09月

第165夜「気仙沼の風に吹かれて」

吾輩はラリーアッサラームである。

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ドラゴンクエストではないが、最近とてもバンドとしてもかなり進化してきた『ラリーアッサラーム海賊団』の新たなる「冒険の書」を記すべく宮城県の気仙沼という場所に海賊たちのパーティを組んでライブをしに行った。

目的は気仙沼・制覇である!

海賊たちのパーティのメンバーは以下である。

木魚のかわりにドラムを叩く僧侶・ヤマキ

わかっちゃいるけどチョコフレークがやめられない魔法使いキーボード・セガワ

向かってくるやつは蚊でもハエでも容赦しない武道家ベーシスト・ジガマン

時には山伏、時にはギター、時には武士(もののふ)ギターリスト・兄貴

MCで話し出すと止まらぬかたりべギターボーカル・ラリーアッサラーム

この物騒な一味、ラリーアッサラーム海賊団の、

今回は気仙沼制覇にむけた
記念すべき第一弾のライブとなる。


俺たちの気仙沼に関する
情報のデータベースは、完璧だ。


気仙沼は魚介類が美味い!

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ホヤぼーやが本当に、可愛い!

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↑これは少し怖い!

くらいの情報量である。


そんな未知数な街、気仙沼を俺たち海賊団は音楽で制覇する!!


そのときはきた!


いよいよライブ本番。

なぜか「ラリー!」というかけ声ではなく「おーい!アッサラームー!」と呼ばれる。


のどかな、会場である。


野外でこのイベントを企画したくださった方、準備してくれた、気仙沼の方々には大感謝である。


大歓迎で気仙沼の地元の方から、「アッサラーム!」と親しみをこめ呼んでいただくことができ、大変光栄でもあり、とても新鮮だった。


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いつも「ラリー!」で耳が慣れているが初対面のときはファーストネームより先に『名字』で呼ぶほうが一般的である。

「アッサラームー!」と気仙沼で呼ばれる中、我々ラリーアッサラーム海賊団はすこぶる快晴の中、気持ちよく演奏が出来たのであった。



最初の攻防戦は、
矢が的に見事あたったようなライブだった。

よし!

気仙沼の制覇をねらい、攻め立てきた俺たちに対し、地元の方からは

〇名前があやしいので、おっかない奴がくるのかと思った

と、まるでトランプ大統領誕生のときのようである。

気仙沼の午前のライブはとても盛り上がったのだが、もしかしたら「やばい奴かと思ったけど、意外と普通の奴らでほっとしたなぁ」の安堵の盛り上がりだったのかもしれない。

聴衆の中に、体調を整え来てくださった車椅子の方がいた。「アッサラーム!」とかけ声をあげてダンスしてくださり、感謝・感激の瞬間でもあった!


我々は初めての気仙沼ストリートライブフェスティバルでの演奏に大いなる手ごたえを感じながら

同じ日に気仙沼市の本吉にあるもうひとつのライブ会場へと向かった。その日は2ステージという売れっ子ぶりである(実はエントリー制で自分から出演したいと願い出た)。

俺たちはロックバンド。気合をこめてロックンロールを演奏しにいくのだ!と、すこぶるほどに高ぶる気持ちで会場に到着した!



すると、



赤いのぼりが、そびえ立っていた。


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どこかの家の上棟式だろうか?


これから、紅白の餅が
まかれるのだろうか??


と思ったら、


そこが会場だった!!!


そして
かなりゆっくりなスローナンバーの心あたたまる、あたたかい音楽が流れ、人々がうっとりしている。

俺たちはここで演奏していいのだろうか?

気仙沼を制覇するつもりで来たつもりが

兄貴と目を見合わせた。


大丈夫なのだろうか?


ここで出演しても?

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するとこの日、千葉県からラリーアッサラーム海賊団を応援にきてくれたKファミリーのみなさんが、我々に手を振ってくれている!




やばい!


演奏を放棄して

帰るわけにはいかない!



勇気ある演奏か、勇気ある撤退かを
迫られる、刻一刻と出番までの時間が迫ってきた!!


いや、俺たちは制覇しにきたのだ!


しかし、他グループの生演奏は

ゆったりゆったりフォーキーだ!


本吉の町の人から声をかけられた。


「りんごと梨あるから食べてってけろー」


やばい!


ますます帰れない!



つい手が伸びて

食べてしまった!



食べたあと、思った。




美味い!!




演奏を放棄して帰るわけにはいかない!




そして、いよいよ本吉でのライブ決戦が開戦してしまった!!



司会者から
「国内外で活躍する、ラリーアッサム海賊団のみなさんです!」と紹介を受けた。


お、惜しい!


国内はあるが国内外の国外はまだない!



そして、


アッサラームであり、紅茶ではない!



(司会者の方と我々の相性は抜群だと思った。ボタンのかけ違い感がかなり天才的だった!)



そのようなユカイツーカイな紹介のあと、ロックを演奏するかと思わせぶりをしながら、禁じられた遊びや大きなノッポの古時計をギターで弾いたりしていた。


その方が喜ばれたか?と思いきや


ロックの爆音!



演奏はじめるころは人がたくさんいても、最後は0になってるんではないか?との不安もある中、、、

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↑見守るホヤぼーや(なんで手作り?)




本吉のお客さんとおれたちの真剣勝負が始まった!!



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↑寄り道して食ったマグロ丼。気仙沼は最高!



その結果、


我々とお客さんとの間に


摩訶不思議な

コミュニケーションが起きた。





俺はお客さんに拍手をあおった。




その拍手の『速度』が早すぎた。


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お客さんは素直に速度の速い拍手をしてくたのだが、演奏した曲は


かなりのスローナンバーだった。



しかし、お客さんはとても素直な方ばかりで、おれのあおった速度の速い拍手のまんまであり、曲はかなりのスローナンバーである。

一歩も引かない攻防戦は曲が終わるまで続いた。

こちらはスローナンバーでお客さんは高速の拍手。

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↑すすめイグアナ!

「しまった!ゆっくりの速度で拍手をあおればよかった!」と演奏中おもっていたが、

幕末のころの薩長V S幕府軍のように一進一退で、お互いに一歩も引かない。


気仙沼、本吉の方々は、本当に素直というか、とても人間的に素晴らしい方々が多いのだと実感した。

最後の最後まで、スローな曲に高速の拍手!!

拍手のあおりかたの間違いを謝ろうとした、その瞬間、戊辰戦争のときでいう「錦の御旗」がやってきた。我々はそのこうごうしさに完敗したのであった。


錦の御旗とはお客さんからの「アンコール」である。

あの瞬間は忘れられない。

「もっとやってくれー!」

「来年また来てもいいですかー?」

「もちろんだー!」

我々の心が制覇されてしまった。

そのあと、果物、ハット汁、漬物、鉢植え、それに礼状まで、海賊団のもとに届いた!!

気仙沼、本吉、おそるべし!!

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こうして最高のラリーアッサラーム海賊団ジャパンツアーin気仙沼の幕が下りた。

その後、三陸の新聞に

ラリーアッサラーム海賊団の勇姿が掲載された!との連絡が入った。


俺たちは、


気仙沼を制覇したような気持ちで、


きっと、


レッズのシャケさん、ストリートスライダースのハリーさんのように、絵になる汗もしたたるいい男だ!とういうようライブの写真が、三陸の新聞を飾ったに違いない、気仙沼をこれで制覇できた!と思いながら記事を目にした。



それが、この新聞だ!



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ん?



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気仙沼には、かなわない。



まさかの鶴のポーズでの新聞掲載である。しかも、気仙沼のほとんどの世帯にこの新聞が配布されているそうである。

まさに、千羽鶴である。

鶴は千年。あと千年あのような地震が起こらないことを、心から祈る。


さあ、次回は遠刈田でライブ!!

10/7(日)蔵王の小さな音楽会
会場・遠刈田温泉 神の湯前のストリートライブ演奏(午前10時〜16時半)

『ラリーアッサラーム海賊団』
出演時間は→14:55~15:30


入場無料


この日、遠刈田を完全制覇の予定!

ラリーアッサラーム海賊団
ジャパンツアーは、まだまだ続く!!!














第164夜 「仙台の風に吹かれて」

答えは遅れてやってくるのが、最近の常だ。

とくに答えを風に吹かれて尋ねても答えはその場にはやってこない。心にやってくるのは、だいぶしばらくたってからということがたくさんある。

以前、起きたことをすぐに報告または日記的にブログに書いて「終わったなあ」とホッとしてしまい忘れる、いわゆるSNSのタイムラインのように流れる、ことはたくさんあったが、いまは記憶をかたいものにするため「遅れてやってくる」ということをあえて意識している。

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ジャズフェスティバルがあり、集まってくださったみなさんに感謝、どのように伝えるべきか、それは『雨のあとの虹』のようなタイミングかもしれないと思いながら過ごしていた。

ジャズフェスティバルにまったく関係ないところのお話だが、今日はとある友人について書こうと思う。

我々はヤフオクで知り合った。Pさんと僕は呼んでいた。僕が欲しくなって落札したギターのやりとりをしていくうちにギターへの愛がすごい方だなあと感心し、Pさんとはヤフオクの取引ナビでやりとりをしていた。

ぼくのプロフィールとしてラリーアッサラームのホームページをお伝えし、それではいつかまた!みたいなタイミングになるのかなあと思っていたら、Pさんは、僕のホームページをみたあと、「下村誠さんと、ともに働いていたことがある!彼の音楽ライター時代に!」と感動し取り急ぎ取引ナビで連絡をくれた(膨大な文字量のホームページから下村誠さんを見つけてくれたこともすごいと思った)。

それは震災のずっと前のことで、それから何年も何年もたってから、Pさんの暮らす関西に僕が行くことになり「リアルで会おう!」と、お会いすることが出来た。

はじめて会うのに、もはや旧知の友人であり、我々は「ヤフオクも捨てたもんじゃないなぁ!」と目頭をあつくしながら故・下村誠さんの懐かしい思い出話と、ギター談義をしながら楽しいひとときを過ごした。

そのとき、ジャズフェスティバルは数ヶ月先ではあったのだが、ルーツとなる町は俺は仙台なんだなあと実感しながら帰路についたのを覚えている。

そして、仙台のジャズフェスティバル。
このイベントほど、「あ、来てくれたんだなぁ!」とステージからお客さんとして来てくれた方の顔ぶれに驚きを感じるイベントはないなあと思っている。

その顔ぶれにありがとう!との気持ちをかぶせるように、ぶっぱなしたラリーアッサラーム海賊団の『ラブ・オン・ザ・プラネット』。(みたい方は以下のURLをクリックしてみてください)


きっと、来やすい、そして、秋といえば仙台のジャズフェスティバル!というものが一度きた人にはすでに浸透していたり、中には「普段はライブなんてもうそんな年齢じゃないし」と言っていたような、友人のお父さんお母さんとかが杖をついたり愛犬やお孫さんをだっこして来てくれたりすることがあったり、とても嬉しい再会があったりする。

ステージから、久々にお会いする方々ひとりひとりに挨拶しながら、未熟ながらも多くの方々に出会い心に得てきたこと、心の中に巡っていく感謝のとき。


Pさんとの出会いのように、一人一人とのストーリーをかみしめながら、やはり俺のルーツは仙台だと思いながらライブを楽しんだ。

出会いをくれた街に感謝!

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ありがとうジャズフェスティバル!

次回のライブは
気仙沼ストリートライブフェスティバルと気仙沼本吉でのアコースティックチャリティコンサート!!

いずれも9月23日(日)の開催だ。ラリーアッサラーム海賊団の演奏時間は気仙沼ストリートライブフェスティバルは午前11時20分から、気仙沼本吉のアコースティックチャリティコンサートは午後14時頃から。

次回は気仙沼の風におおいに吹かれてみよう。

とても楽しみだ。

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Thanks to meeting with you
(anata tono deai ni kansya shimasu)
from rally asːaˈlaːmu kaizokudan
〝rally asːaˈlaːmu″






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