みなさんこんにちは。ラリーです。秋も深まる昨今、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、本日はいよいよ10月7日に行われたラリーアッサラーム海賊団ジャパンツアーin遠刈田「蔵王の小さな音楽会」の模様をお贈りします!よろしくお願い申し上げます!
また、長文か?!と思う方もいるやもしれません!!もちろん長文です!!イベントに参加された方、参加できなかったけれどブログでの話を楽しみにしている方、お待たせしました!
ここに登場する方々に親しみの気持ちをこめて、個人的主観で楽しいときを過ごせたことに感謝して書いております。長文となりますが、最後まで読破よろしくお願い申し上げます!!
PHOTO BY 渡辺賢造さん&メイさん
(素敵な写真ありがとうございました)
この日はハードスケジュールで体調があまり思わしくなく、1番最初の「黄色いカラス」さんを見逃してしまいました!おぅ、残念!!という思いで到着し、演奏がスタートしていたのは、この日行われたイベント『蔵王の小さな音楽会』の主催である「フェザー」の演奏から。素晴らしい歌声と、ギターの音色がやさしく遠刈田温泉を包んでいました。フェザーのお二人とは、もうすぐお付き合いが30年!?
やはり、この景色、この空気、この音楽、ここにフェザーあり!遠刈田に到着したなぁ!としみじみ思いました。
続いての演奏は苫米地サトロさん。ラッキードラゴンや満月、彼にしか描くことのできない唯一無二の世界観。いまは一年に一度この遠刈田でお会いする感じではありますが、再会をとても喜びあいました。サトロさんからお声がけいただき、名曲「素晴らしいニュース」でキーボードの佐藤美佐子さんと僕が招かれ、ステージでギターを弾かせていただきました。こうした突然のセッション最近あまりなかったので、とても懐かしく、嬉しかったです。
続いて「奏っぺ」さんの演奏です。かなっぺと読むそうです。このグループは、ラリーアッサラーム海賊団の国内では唯一無二のライバルバンドだ!と個人的に思っています(笑)。ちなみに国外のライバルはローリングストーンズです。かなっぺさんはメンバーも同じ5人だし、音痴なぼくには決して出来ない「ハモリ」という素晴らしい魔法の技が、かなっぺさんたちにはあるのです。「ハモれるっていいな〜」「絶対かなっぺさんには負けねえからな!」と思いながら梨をかじって演奏を聴いていましたら「今月お誕生日のひと、だーれ?」とかなっぺさんたちの素朴なトークに、思わず心が素直になって、ぼくは今月誕生日なので手をあげてしまったら、まさかのおれ1人。かなっぺさんが「お誕生日おめでとう!ラリー!」と、さだまさしさんの作った誕生日の歌を歌ってくれました。「ライバルのバンドを盛り上げてしまったじゃないか!しかも、ハモリすげえ!そして、なんて平和なんだ!海賊にはこの平和は出せないじゃないか!ムキーッ!」と梨にかぶりつきながら、ベタベタの手で割れんばかりの拍手をしました。かなっぺさんには勝てない!惨敗だ!としみじみ思いました。
さらに、我々、ラリーアッサラーム海賊団を追い詰める猛者、小学生のバンドマン「デュアルなんとか」(※その下のなんとかのところの名前が思い出せない!老化が始まっているのか。。。)が登場しました。素晴らしいツインギターで、サマータイムブルースやクラプトンの曲のギターソロをツインで、これもまた、綺麗にハモるのです!!またも完敗か!?と『蔵王の小さな音楽会』の出演層の厚さを体感しました。
※お名前は「デュアルファルコン」だそうです!情報ありがとうございます!
続いてドラゴンアッシュじゃなかった、「どら猫ジャズ2018」さんの演奏。とてもクォリティが高く、ボーカルのみみさんとはかれこれ何年前から?ことあるときに再会して、どっかでいつもつながっています。もちろんラリーが千人あつまっても、みみさんのボーカル一人に完敗です。というかラリーが千人あつまったら、ハモるどころか不協和音の異国の寺院のお祈りみたいになる感じでしょうかね。みみさん、いつかおいらがフレディマーキュリーさんのようにオペラをやりたくなったら、こないだ他界したモンセラート・カバリェさんのように、僕のとなりで手をつないで歌ってほしいです。
遠刈田温泉といえば、この場所には欠かせない方、シンガーソングライターの佐藤美佐子さん。地元の学校の校歌も作られたそうです。我々ラリーアッサラーム海賊団は、待機しながら演奏を聴いておりましたが、その素晴らしい歌声に、海賊団メンバーも「ステージに出て共演したいわー」と、メンバーは僕を無視して佐藤美佐子さんをノラジョーンズを見るような目で夢中で見ておりました。でも、振り返れば、汗だくで熱唱しそうな俺です。ボーカルを取り替えたいなあと思いながら佐藤美佐子さんのステージを眺めているのだろうか?しかし、海賊。互いの腹に何があるのかなぞ関係なく、ステージで思い切り大砲をうつぞ!という思いでこのあとステージにおどりでました!
いくぞ、おれたちは無添加いや無敵の海賊団!という思いで演奏をはじめました。ラリーアッサラーム海賊団のライブ。
01ラブオンザプラネット
02スターダストブルース
03あいのうた
04オーシャンボーイ
05グレープフルーツ
アンコール
01ゴッドファーザー
限られた時間でしたが「出し切った!」と思えるような一期一会、一点集中、注意一秒ケガ一生というような、思い切ったライブでありながらも、5人の海賊船がぶつかりすぎないように、遠刈田温泉という港に、演奏でガーっと一気に入港して旅立っていくような、あっという間の時間でした。その後、かなりの長距離にわたる移動の予定もあり、海藤さん&英明さん、フィナーレの演奏をラストまで楽しめずに残念でしたが、遠刈田温泉のこの日のライブは、とても心の栄養となるものとなりました。自然の中、そして青空の中、台風が過ぎ去ったあとの景色。そして何より、演奏している間にみえた、遠刈田温泉に集まるみなさんの満面の笑顔。
フルムーンじゃなく、フルスィングでもなく、フルスマイル!
とても素晴らしかった。
夕陽が目にしみるぜ〜〜
ご来場のみなさん、主催のフェザーさん、準備してくださったみなさん、共演者のみなさん、本当にありがとうございました!このイベントがこれからもずっと続いていきますように。みんなが元気でまた会えますように。
『蔵王の小さな音楽会』
会場:蔵王町遠刈田温泉「神の湯」前広場
<出演者と時間*以下、敬称略>
10:10~黄色いカラス
10:55~Feather
11:35~苫米地サトロ
12:20~奏っぺ
13:05~小学生ギターデュオ
デュアルファルコン
13:25~どら猫ジャズ2018
14:10~佐藤美佐子
14:55~ラリーアッサラーム海賊団
15:40~海藤節生&英明
16:20~フィナーレ
最後に、最後まで読んでくださったみなさん心からありがとうございました。海賊団のジャパンツアーはこれからも続きます。いつかまたどこかでお会いしましょう!!