明日いよいよ新しい元号が発表される。それで世の中の何が変わるかわからないけれど、何か変わるのだろうか?平成にこめられた思いが形になったかどうかのこの30年はひとぞれぞれだと思いますが、振り返る節目にはなる。この30年の間に関わって下さったすべての方に心から感謝申し上げます。
新しい元号の予想は、誰も立てられないと思うけれど、僕の心の中に浮かぶ言葉は安心の「安」。平成は自然災害などもたくさんあった。その中でなにをみて、なにを考え、なにを選択して、今にいたるのかと思うと、安心の「安」がいまは必要なのではないか、そんなことを考えている平成31年3月31日。
新しい元号となったあと、僕には命題が残っている。新しいCDを作りたい。
思い出そう、震災からやっとライブが出来たとき。心の中ではものすごくでっかいことをするんだと息がっていたけれど、アコースティックギターの弦が奏でる音の音量はたかがしれていた。いくらエレキギターをギターアンプにつないで音をでかくできても騒音でしかないこともあるのだ。ともに楽しめる時であるには、何を選ぶかが大切だ。
勝敗ではないが、こと音楽においては、記録ではなく、記憶にのこるものは、そのとき技術的に巧くできた結果よりも「あの瞬間を迎えられて幸せだった」というような喜びのほうが優ってきた気がする。まさる、という字は勝つではなく、優るとも書くんだなぁ。。。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。新元号になったあともよろしくお願いします。