こんにちは!ラリーです。令和となり新しい元号になりましたが、新しい時代もよろしくお願い申し上げます。ブログ、今回は令和一発目のブログになります。元号のアルファベット表記が「R」になるので、言い換えればラリー元年!?いや、ほそぼそでもR道を、というと、なんかR指定みたいですが、ゆっくりじっくり令和を歩んでまいろうと思いますので、どうかよろしくです!(ということは、今回も長文ということです)
平成の最後は、こないだ共演した扇田裕太郎さんと冨田麗香さんのCDを聴きました。
平成の最後は、こないだ共演した扇田裕太郎さんと冨田麗香さんのCDを聴きました。
そして、令和一発目のCDはこれもまた共演させていただいた黒澤大介さんの新作のCDを友人に頼んでライブハウスで購入いただいたので、黒澤さんのCDを聞きながら海辺をドライブ!しようとしていたのですが、なんか、黒澤さんの音楽性がすんげえシタールとかタブラーとか、インドチックなので「面白い音楽やってるなあ、黒澤さん!」と車をとめてCD盤面をみたら「インドマニア」と書いてあるんですね。
友人が、きっと「これ聴くといいよ!」と同封してくだったのですね。
令和一発目の音楽は、
インドマニア
ですよ、ラリー!!
さすがR元年!!インドで幕開け!!
photo by YSさん

さて、平成最後のライブはヤマザキヤマトさん、ノブイチさんとの昼呑み小屋「通」でのライブが平成31年4月26日(金)にあり、ライブにご来場いただきました皆さんとともに、素晴らしい時を過ごさせていただきました。
photo by YSさん
なんでもかんでも「平成最後!」とか「令和最初の!」とか世の中あふれてはいる昨今ですが、今回の平成最後のライブはいつにも増して本気ライブを勃発する夜となったのですが、とても楽しい夜となりました。
ヤマトさんの民族楽器体験コーナー。
わいわい、楽しいひととき。
久々に共演するノブイチさん。仙台にいい唄うたいが生き残っていた!と、会場のものかげで仲間たちとひそひそ語らいながら、ノブイチさんの唄を聴いていました。
優しくあたたかい気持ちになれるオリジナルの音楽で、いつまでも聴いていたい気持ちになりました。
海賊団登場。

プリンモード。
アラモード。
01ストライクユー
02ビューティフルナンシー
03夜想曲
04ラブオンザプラネット
05グレープフルーツ
06スターダストブルース
アンコール
07アフターモーニング
よき夜に感謝!!
そして、ヤマザキヤマトさんも、仙台がこの日、平成最後のライブ。
平成の最初のころに知り合って、全国各地さまざまなところでライブをしてきたヤマザキヤマトさんと平成最後のライブ出演をご一緒できる幸せをかみしめながら、この夜も旅をともにした気分でヤマトさんの音楽を聴いていました。
ヤマザキヤマトさん、優しい時間をありがとうございました。
ご来場のみなさん、共演者のみなさん、通のみなさん、楽しき夜を、心からありがとうございました!!
そして、このライブのあと、遠藤みちろうさんが亡くなったことを知りました。
平成でも3本指に入る忘れられないライブが、遠藤みちろうさんの前座をさせていただいたライブでした。みちろうさんはとても礼儀正しい方で楽屋で初対面のときも、とても丁寧にご挨拶してくださいました。僕らが明るいポップなオリジナルをやり会場が沸いたあとに、みちろうさんがThe Doorsのthe endを流れる中あらわれて、おたけびで空気をまさにぶったぎるような感じでうたいだしたときは鳥肌が立ちました。
お客さんの1人が「ラリーたちの明るいライブのあと、みちろうさんのダークな世界のコントラストがすごくて、今日は3日くらいライブ会場にいたような気分になれて、本当に楽しかったよ」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
その後、震災のその年に福島で遠藤みちろうさん呼びかけで行われた、熱中症になりそうなほどの夏の野外イベントに出演したとき、こんなぼくにまで声をかけてくださった感謝と、あまりに真夏の会場が熱くて、本番の最中にカツラを脱ぎ捨てアスファルトに落とすとビシャーっと汗がアスファルトに飛び散った、それほど熱をこめて歌いたくさせる方、遠藤みちろうさんを心のどこか、とても尊敬しているのだなと実感しながらライブに出演したことがありました。その後の街の中でのみちろうさんの野外のライブ中に、雷鳴が鳴り、雷鳴をバックにうたうみちろうさん。その雄姿たるや、鳥肌でした。野生の動物を森で柵なしで見かけたような凄さがみちろうさんにはありました。
遠藤みちろうさん、どうか安らかに。生きている間にこうしてリスペクトを受けた者は星の数ほどいると思います。みちろうさんの生のライブをまた聴きたかった。しかし、心の中で何度もよみがえります。みちろうさんがあの日ライブに登場する前の通路で、みちろうさんやみちろうさんのバンドメンバーにハイタッチをして、会場に流れているThe Doorsのthe end、そのとき、ステージに立った遠藤みちろうさんがうたう前の一瞬の静寂。そして、空気をつかむ瞬間のような音。それは本物の音楽でした。ハイタッチの余韻をいつまでも忘れることはないと思います。
さて、令和一発目のブログはインドマニアから始まり、遠藤みちろうさんまでの旅となりました。
以前、明治大正昭和と話していたことが、昭和平成令和と語られることも多くなろうかと思います。昭和平成令和そして常に心の平和を祈りながら、音楽を奏でていきたいと思っています。
新時代もよろしくお願いします。
ラリー