今日は、ひさしぶりに日々の雑感を書こうと思う。
卓球といえば、自分でいうのも何だが、わりと自分は卓球が得意なほうである。高校生の頃に、体育の時間に卓球があり、当時とても弱小な卓球部の連中たちを打ち負かし、卓球部をみている高校教師とも対戦し、「おまえ、腕が長いからずるい」と言わしめたことがあった。
そのことを自負し、卓球となると「俺はある程度まではいけるのだ!」という自負があったのだが、かつてこの腕の長い自分がこてんぱんにうちのめされたことがあった。
その人は、普通のおばちゃんであった。
近所の市民センターに集う近所の方が企画する卓球大会があって、それに参加したのだが、僕以外は高齢の方々で、優勝は間違いないだろうと思っていたのだが一回戦で大敗した。一点もとれなかったのである。「若いのに卓球経験が浅かったのね」のような顔をみなさんにされて非常に残念だったのだが、自分を打ち負かした人は、70代くらいのおばあちゃんで、どちらかといえば体型のぽっちゃりしている人だった。しかし、そのおばあちゃんは、ゆうに卓球経験者をも打ち負かしていき、ついに決勝に進んでしまう。
自分は悔しさもあったのだが、いつのまにそのおばあちゃんを応援しており、試合ぶりを見ていたのだが、動画に撮影しなかったのが残念であるが、まったく微動だにせずにすばやく腕の振りだけで打ち返すのである。
分析した。
靴は市民センターの普通のスリッパである。服装はタートルのセーターにスカートである。ジャージでなく普段着である。ラケットは借りたものである。
しかもおばあちゃんはまったくの無表情で、優勝し表彰するときも完全な無表情であった。
少しぐらい笑顔とか、ガッツポーズてやった!とかしてほしかったが、優勝してもなにもなかったかのように賞状を丸め、スーパーで買ったジャガイモを袋に入れるように帰っていった。そのクールさは追いかけて行って「Tシャツにサインしてください」と頼みたくほどだった。
なぜ、このようなことを思い出したのかと言えば、前回の黒澤さんと対談で「ぼく北海道のじゃがいも食べたことないんですよ」と僕はコメントしていたのだが、ブログをよく読んでくださっている方から「本当に北海道のジャガイモ食べたことないのでしょうか?」とのご質問をいただいた。
話の流れから、「僕も北海道のジャガイモ食べたいなぁ!」みたいな気持ちでコメントしていたのだが、念のためスーパーマーケットに夜に行ったら、ジャガイモというジャガイモはほとんど
北海道
であった。
食べてます北海道のジャガイモ!
と。そして食べたくなったので久々に食べてみた。
ラリー船長