今日は乗り物の話である。

みなさんは乗り物で苦手な乗り物というのはあるだろうか?

僕には3つある。ライトなものからヘビー級なものまで3つ今日は書こう。

まずはライトなもの。

『エレベーター』である。

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僕はこの乗り物が苦手というのに、まずはなかなか治らない僕の習性というか、本能というか、そういうもんがあることをここに最初に書いておく。

それは、「乗り物が着いたら早く乗らなきゃいけない!」という義務感というか使命感から来るものなのである。

ふだん車での移動ばかりだからか、乗りなれていない乗り物に乗るときはなぜか「早く乗らなきゃいけない!」という気持ちがものすごく湧くのである。

たとえば、あと5分しか時間がなくて駅のホームまで走らなきゃならない。

そんなとき荷物がたくさんあって、走らなきゃならないのではあるがエレベーターに乗っても間に合うかもしれない!と甘い考えが湧いたとき、人が先に乗り込もうとしていると「待ってください!乗ります!」と、「おれはタイミングのよい男だ!エレベーターにちょうど間に合った!」と、心弾ませてエレベーターに乗り込んだとする。

エレベーターの先は竜宮城だぁ!と思ってたりすると、、、

たいてい、上に行きたいのに下に降りていく。

あの、なんて言ったらいいのか、下に降りていくときの、降格されたかのようなやるせなさ、しかも前に乗り込んでいた人が下に到着したときに荷物の多い俺に言うのだ。

「お先にどうぞ」

その親切に対する答えが「すみません、どうぞ、上に行くもので」と言うのが恥ずかしい。先に乗り込んでいた方は会釈しながら先に降りるのだが、今度は下で大勢待っていたお年寄りたちがエレベーターに乗り込んできて、一階お願いします、二階お願いします、とエレベーターボーイとなり、結局、電車にあと5分!というタイミングだったのに悠長に各階で「一階でーす」とか言いながらエレベーターボーイしてる場合じゃないだろう!という場面におれはよく出くわしてしまうのである。



次はミディアム級に進む。

「バス!」

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だんだん天敵感が強くなってくる。

バスには、たまにしか乗らないのだが、たいてい子供達がいることが多い。

前の席に座っている赤ちゃんと目があって「いないいないばあ!」とかするのは楽しいのだが、子供達に大勢かこまれて、「いないいないばあ!」をされることがある。

誰かとともにいるのなら「いないいないばあ返し!」と茶目っけを出してもいいが、銅像のように見知らぬ子供達の真ん中におれ1人とかの時は、どう返していいかわからない。

そんなとき席を変えると冷たい人感が出てしまうのでそのままいると「おじさんどこ行くの?それ楽器?おじさん音楽の先生なの?」とか話しかけられる。

これはバスというより子供が苦手のような話にそれつつあるが、子供は好きなのだが子供の無邪気さによりバスの中で目立つのが苦手ということである。

バスは人と人との距離があまりに近い。逆襲として子供に囲まれたら「お子さんお子さんどこ行くの?それお弁当?なにが入ってるの?」などと話しかけたら、おそらく周囲からすさまじく冷たい目で見られるだろう。子供とおじさんとは、対等ではないものなのである。

どうか子供達よ、バスの中ではそっとしておいてほしい。おじさん眠いときもあるのだ。

そして、最後にヘビー級に苦手な乗り物である。

「電車!」

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これは俺の中ではラスボス的な存在だ。

まったくもって慣れない。

東京に行きたいのに盛岡に着いたことがある。これは最初の導入で書いたように「乗り物が着いたら早く乗らなきゃいけない!」という感情が強くなるからである。

横浜から東京に行きたいのに、茅ヶ崎に10回以上むかってしまったことがある。すでに茅ヶ崎は「逆に乗ってしまった!」と否応なしに記憶してしまったので、もはや「次は茅ヶ崎〜」とJRのアナウンスがなると「しまった!」のかわりに

「ちがった!」と俺の中の流行語が出来てしまったほどである。

電車はまぎらわしいことに同じホームなのに行き先が全然違うところに向かう電車が来ることがある。

それも2分とか3分とかしか時差がなくホームに電車がくると、つい2番のホームに入る電車に乗るはずが、条件反射で3番のホームの電車に乗ることがある。

たいてい、乗ったあとの俺はいい気なものだ。1時間ぐらい自由な時間があるぞー!など夢のような気分で本を読んだりスマホをしたりして。

浅草に行くのに新木場に着いたことがある。新木場はさすが、新木場。見知らぬ港にそびえる木材が美しかった。木材を見に行ったわけではないが、そこは確実に浅草ではなかった。

横浜に行くのに熱海に着いたことがある。これは単なる乗り過ごしと記憶している。有名な文豪とかは熱海に執筆のために宿に連泊したりすると聞く。おれは文豪ではないが、せっかく熱海に来たのだ、そのまま温泉街に消えたくなった。

電車を乗りこなせる人は、素晴らしい。

俺は新木場からの帰り道や、熱海からの帰り道で、もときた列車でリバースするというのを何回も体験している。

冒頭に書いたエレベーターのようにリバースするときは、あきらめに似た感覚が生まれお年寄りのエレベーターボーイとなったり、帰りの電車で他の乗客の会話で面白い話が聞こえてきたりと、それはそれで乗り物の失敗がなければ出来なかった楽しい体験もあるから、まあ、よしとしようと思う。

最後に思い出した。

乗り物に乗ってこれは苦手だわーという真のラスボス。



塾考の結果、


もうこれが

横綱に間違いない。




それは、


マッサージ機だ。


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斜め45度以上に傾斜できるマッサージ機を限界まで傾斜して爆睡してしまい、起きたら自分でマッサージ機から降りれなくなったことがある。



店員を呼んでも、人気のない日帰り温泉でしばらく放置されたことがある。



もう300円を入れて自力脱出をせねばならない。


その300円を入れるにも手がなんとか届いての、なんか、ぐおー、くそー、とかつぶやきながらのしょうもない脱出で、小銭を落とさないように、ひとりでもがいてあがいて、


♩この支配からの卒業〜

というか

♩この機械(マッサージ機)からの卒業〜

という感じであった。しかも、また最初からマッサージ機は回るのである。マッサージもういいよと思うところに、あらわれてほしかった店員が涼しい顔であらわれるのである。


世の中、そんなものである。


いつか

ライブで巻き返してやろう^_^!!


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最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさま、よい休日を!



ラリーアッサラーム